写真整理していたら、大工さんの作業台の写真が、

いっぱい出て来ました。
90cm×180cmのベニヤ板を使いやすく無駄のでない寸法に切って、X字型の交差部をそれぞれ欠き込みます。
超シンプル。
A大工は、


平行四辺形の穴を開けています。
持ち運びの時に手がかけられて便利。
軽量化にもなります。
B大工の穴は、


おぉー、八角形だ。
下が欠き込まれているのは台を安定させるためでしょうか。
C大工の穴は、

マンマル。
D大工の穴は、

逆ひょうたん型。
自分の台だとすぐにわかります。
軽量化ウンヌンの話しは、どこいった?(笑)。
それにしても簡単で運搬も便利、しかも安価な台。
展示会などで使えば、設営のスピードアップ!しかも、リ・ユースです。
大きな展示会を頼まれ、

たくさん台をつくりました。

展示会にあわせて天板を選べばOK。
小さな展示会では、

大きな台に小さな台を乗せて商品スペースアップ。
大きな台は、

ブレ防止をつけると安定します。
朝市のおばあちゃんの台も

大工さん方式。
作業台の天板は、板や石膏ボードなどの材料。

その材料を仮置きしたり、切ったりします。
ベテランのE大工さんの作業台の上は、

ノコギリの歯が当たってボロボロです。
それにしても古い。
何年使っているか聞いてみたら「親方からもらって、自分も数十年使ってるから・・・よくわからん」

そうです(笑)。
大工さんたちが、自分でつくる個性的な台。
ひとつの現場が終わったら、また次ぎの現場へといつも一緒。
愛着もあるのでしょうね。